
和歌山県は海南市の認定こども園「市立きらら子ども園」にて園児30人に下痢や嘔吐の症状があったと発表がありました。(11月29日~12月7日)
サポウイルスによる集団感染と見られる。和歌山県内での集団感染は5年ぶりとなっています。
重症者はおらず全員が快方に向かっているそうです。
11月中旬には、千葉県松戸市内の保育園でも38人が下痢や嘔吐の症状を訴えました。
サポウイルスとは一体どんなウイルスなのでしょうか。
サポウイルスとは?
サポウイルスとはノロウイルスと同じ科に属するウイルスで、小腸粘膜で増殖し感染性胃腸炎を引き起こします。
主な症状は、下痢・嘔吐・発熱で、潜伏期間は12時間~48時間とされています。
発症期間は1~2日、長いと1週間ほど続く場合もあるといいます。
予防するためには?
・牡蠣などの貝はしっかりと加熱する
・手洗いうがいを徹底する
・感染者の便や嘔吐物には触れないようにする(清掃する場合は、ビニール手袋やマスクなど対策を徹底する)
感染性胃腸炎は、症状から脱水症状にもなりやすく大変辛い病気です。
予防対策をしっかりし感染をできる限り防いでいきましょう!